シャンプーをやめると髪が増える要約!効果と嘘を半年実践者が解説
ueoこんにちは!オトコ磨きラボ、運営者のueoです。


最近、風呂場の排水溝に溜まる抜け毛を見て見ぬふりをしていないだろうか。
「シャンプーをやめると、髪が増える」という衝撃的なタイトルの本が話題だが、その要約や真偽を知りたいという人は多いはず。
実は僕自身、この「湯シャン」を半年間実践していて、先日その体験談を記事にまとめたばかりだ。
ただ、半年続けて慣れてきたからこそ、
今のやり方は自己流になっていないか?
もっと効果を高める方法があるんじゃないか?
と思うようになってきた。
そこで、湯シャンのバイブルとも言える本書を改めてじっくり読み返してみることにした。
毎日の洗髪が実は頭皮を痛め、薄毛の原因になっているとしたら、僕たちが信じてきた常識は覆ることになる。
この記事では、著者の理論を整理しつつ、実際に半年間実践している僕だからこそ分かる「理論と現実のギャップ」や、本には書かれていない「現代人のスタイリング事情」まで体験談を交えながら解説していく。
- 宇津木式湯シャンの理論的なメカニズムと医学的視点
- 半年実践して分かった「賛同できた点」と「できなかった点」
- 本には載っていないスタイリング剤(整髪料)の落とし方問題
- 移行期に発生するベタつきや臭いを乗り越える具体的対策
「シャンプーをやめると髪が増える」の要約と理論
形成外科医である宇津木龍一氏の著書『シャンプーをやめると、髪が増える』は、現代人の「洗いすぎ」に警鐘を鳴らす一冊。
なぜシャンプーが髪に悪いのか、そしてお湯だけで洗うことでどのような変化が起きるのか。
ここではその理論の核となる部分を、僕の購入動機や感想を交えて解説する。
僕がこの本を手に取った理由と衝撃


実は僕も、最初からこの本を知っていたわけではない。
抜け毛が気になり始めた2025年の夏頃、尊敬するブロガーのトーマス(ガジェマガ)さんや、なにおれさんがブログで湯シャンに言及しているのを思い出し、興味を持ったのがきっかけだった。



ものは試しだし、やってみるか
と思ったが、専門家の見解も確認せずにいきなり自己流で始めるのはさすがに怖い…
体系的な知識を入れるためにAmazonで「湯シャン」と検索したところ、現役の医師が書いたこの本がヒットした。
レビューも高く、サクラチェッカーでの判定も問題なさそう。
これなら信頼できると思い購入したことがきっかけ。
読んで目から鱗だったこと


実際にこの本を読んでみて、特に僕の常識を根底から覆し、湯シャンへの覚悟を決めさせてくれたのは以下の3点。
- シャンプーの界面活性剤がいかに頭皮(さらには体全体)に悪影響か
ただ汚れを落とすだけではなく、強力な洗浄成分が頭皮のバリア機能を破壊し、毛根の細胞にまでダメージを与えているという事実。良かれと思ってやっていたことが薄毛や乾燥の元凶になっているのが本当ならショックすぎる。 - 人間の体(自己浄化作用)がいかに優れているか
人体には本来、皮脂の量を自動でコントロールし、常在菌と共生して頭皮を守る機能が備わっている。毎日のシャンプーは、その完成されたシステムを自らの手で壊す行為だったなんてあまりに皮肉…。 - ただの「水」が持つ洗浄力の高さ
「お湯だけじゃ油汚れは落ちない」というのは完全な思い込みだった。適切な温度のお湯と水圧があれば、汗やホコリはもちろん、不要な皮脂も十分に洗い流せるという箇所は納得いくところがあった。
これらを読み終えた時、もしこの本に書いてあることが真実であるなら今まで何をやっていたんだと思った。
「清潔にするため」と信じて疑わなかった毎日の習慣が、実は良かれと思って自分の頭皮を痛めていたとは……
もちろんシャンプーで洗うメリットもたくさんあるのだろう。
実際に僕はこの38年間くらいは髪の毛フサフサだったし、特にトラブルはなかったわけだし。



単純に加齢が原因かもしれない…
でもこのままハゲるのは絶対にイヤだ!
ハゲないためにできることはなんでもやってやる!!
元来僕はミニマリスト寄りの思考で、省けるものは省きたい。
そんな僕にはこの手法は色々と腑に落ちるところ多かった。
だからこそ、僕は迷いなく半年間の湯シャン生活に踏み出すことができたのだと思う。
宇津木式湯シャンの正しいやり方と「冬の壁」


宇津木式の理論はシンプル。
「シャンプーに含まれる界面活性剤が頭皮のバリア機能を破壊し、毛根を痛めつけている」
という前提に基づいている。
だからこそ、その原因物質を断ち、水(お湯)だけで洗うことが解決策となる。
本で推奨されている手順は以下の通り。
湯シャンの基本的なやり方
- 入浴前のブラッシング
洗髪前にブラシで丁寧に髪をとかす。これでホコリや汚れの大半を浮かせることが可能。 - 34〜35℃のぬるま湯(ぬるま水)
体温より低い温度設定が肝。熱いお湯は必要な皮脂まで溶かし出し、乾燥を招く。 - 「豆腐」を撫でるように洗う
指の腹を使い、豆腐や産毛を撫でるような優しさで洗う。ゴシゴシ洗いは頭皮を傷つけるだけ。 - タオルドライと低温乾燥
タオルで優しく水分を吸い取り、ドライヤーは遠くからかける。
ただ、半年やってみて「これだけは無理だ」と賛同できなかった点がある。
それが「ぬるま水(34〜35℃)」の設定。
夏場はいいが、冬場に34℃のシャワーを浴びるのは寒すぎて現実的ではない。
浴室暖房が付いているなら話は別だが…。
そういえば、この本を通して著者はシャンプーを使わない洗髪のことを「湯シャン」ではなく、「水洗い」と呼んでいるいる。
著者のロジックを100%引き出すためには、本当は「水洗い」をすべきなのだろう。
とはいえ風邪を引いては元も子もないので、僕は冬場は少し(36-38℃くらい)温度を上げて実践している。
理論は大事だが、継続はもっと大事。自分の環境に合わせる柔軟さも必要。
おすすめのシャワーヘッド
効果はいつから?期間と経過の目安
これから始める人が最も気になるのは「いつから効果が出るのか」だろう。
結論から言うと、頭皮環境が整うまでには数ヶ月単位の時間が必要。
開始直後の数週間から3ヶ月程度は、いわゆる「移行期」と呼ばれる辛い時期が続く。
長年のシャンプー習慣で肥大化した皮脂腺が、急には縮小しないからだ。
僕の体感や一般的な事例を見ると、皮脂量が安定し、髪に自然なコシが出始めるのは早くて3ヶ月、完全に定着するには半年から1年を見ておいたほうがいい。
さらに、増毛効果に関して本の中で著者は「実際に髪が増えたことを実感したのは3年ほど経ってから」と述べている。
ヘアサイクル(毛周期)を考えれば納得だが、数週間や数ヶ月で劇的な変化を期待すると心が折れてしまうかもしれない。
湯シャンは短期的なテクニックではなく、一生モノの習慣を変える長期プロジェクトだと覚悟したほうが良さそう。
【重要】本書には「臨床データ」や「エビデンス」がほとんどない
ここで一つ、これから本を読む人、実践する人に正直に伝えておかなければならないことがある。
それは、この本には統計的なデータや臨床実験の結果(エビデンス)がほとんど載っていないという点だ。
僕はてっきり、現役医師の著書だから「被験者100名を対象にした比較実験」や「マイクロスコープによる数値変化のグラフ」などが提示されているものだと思っていた。
しかし、実際に読み進めてみると、その内容は著者の実体験や、著者の知人やクリニックに通う患者さんのエピソードが中心だった。
この点は医師の書籍としては正直物足りなさを感じてしまったが、前述の通り腑に落ちる部分も多かったので、僕はチャレンジしてみた。
もしもこの本に書いてあることが本当なら、
- 髪が増える
- シャンプー代が浮く
- お風呂の時短になる
- 環境にも優しい
といいこと尽くめで最高だし(笑)。
僕が断定的な表現を避ける理由
この記事や湯シャン関連の記事で、僕が「〜だと思う」「〜の可能性がある」という表現を多用しているのはそのため。
著者の理論は非常に論理的で説得力があるが、あくまで「仮説」や「個人の観測範囲」の域を出ない部分がある。
科学的に証明された「治療法」というよりは、医師が提案する「新しいライフスタイル」として捉えるのが、この本との正しい付き合い方だと感じた。
白髪がなくなる効果と医学的根拠
ネットでは「湯シャンで白髪が黒髪に戻った」というエピソードが出回っているが、前述の通り、これらを裏付ける医学的なデータは本書にも記載されていない。
あくまで「頭皮ケア」の一環として
白髪の原因は遺伝や加齢、ストレスが複雑に絡み合っているため、シャンプーをやめるだけで治るとは考えにくい。
ただ、論理的に考えれば
という可能性はゼロではない。
これ以上増やさないための土壌作りとして期待するくらいが丁度いいだろう。
男性の薄毛やAGAへの効果と注意点
男性にとって切実なAGA(男性型脱毛症)。「シャンプーをやめればハゲが治る」と期待しているなら、それは少し誤解がある。
AGAは男性ホルモンと遺伝による疾患だ。
頭皮表面の洗浄方法を変えただけで、体内のホルモン作用(DHTの生成)が止まるという記述は、もちろん本書にも医学書にも存在しない。
つまり、湯シャンだけでAGAが完治することはないと僕は考えている。
しかし、「シャンプーの刺激による頭皮荒れ」が原因で抜け毛が増えているケースであれば、湯シャンによって「抜け毛が減る(本来の量に戻る)」可能性は大いにある。
マイナス要因を取り除くという意味では、試す価値はあるはず。
シャンプーをやめると髪が増える要約と実践ガイド
理論を理解したところで、次は実践編。実際に僕が半年間試行錯誤してたどり着いた、トラブル回避のための具体的なテクニックを紹介する。
気になる臭いやベタつきへの対策
湯シャンを始めるにあたって、最大の懸念事項は間違いなくにおいだろう。
あいつ頭洗ってないらしいよ
え、やばww
と後ろ指を指されるのは、社会的に死を意味する(笑)。
僕も最初は不安でたまらず、会社の社長や友人に頼み込んで、直接頭皮の臭いを嗅いでもらうという奇行に走ったほどだ(幸い、判定は「無臭(ふつうに頭皮のにおい)」だった)。
自分では気づきにくい臭いや、不快なベタつきを感じた時、ただ我慢するのは得策ではない。
僕が実践して効果を感じた具体的な対策を紹介する。
湯シャンを快適に続ける3つの調整術
- 「減シャン」から徐々に移行する
いきなり明日からシャンプーをゼロにする必要はない。まずは「週末だけ湯シャン」、慣れてきたら「1日おき」といった具合に、徐々にシャンプーの頻度を減らしていく「減シャン」がおすすめだ。皮脂腺の縮小ペースに合わせて洗浄力を落としていくので、リバウンド(皮脂の過剰分泌)を最小限に抑えられる。
ただ、個人的にはシャンプーをやめるなら一気に完全にやめたほうが成功しやすいとは考えている。理由は段階を踏んでいる最中にグダグダになってしまうから。このあたりは個人差があると思うので、自分に合ったやり方を見つけていってほしい。 - お湯の温度を「38℃」まで上げる
本では「34〜35℃(ぬるま水)」が推奨されているが、皮脂量の多い男性がいきなりこの温度で洗うと、皮脂が固まって落ちず、ベタつきの原因になることがある。皮脂の融点は30℃前後だが、酸化した頑固な皮脂を落とすにはもう少し熱が必要だ。ベタつきが気になる時は、38℃くらいまで上げて調整しよう。乾燥したら下げればいい。 - 「クエン酸リンス」で中和する
水道水に含まれるカルシウムイオンや、微量な塩素が髪をごわつかせることがある。洗面器にお湯を張り、クエン酸(粉末)を小さじ1/2程度溶かして髪をすすいでみてほしい。弱酸性の作用でキューティクルが引き締まり、驚くほどサラサラになる。雑菌の繁殖を抑える効果もあるので、臭い対策としても優秀。
ただ体験談にも書いたが、僕の場合、夏に始めたにもかかわらずにおいベタつきはほとんど感じなかった。
このあたりはもちろん個人差があると思うが、あまり気負わずにとりあえず試してみてもいいかもしれない。


獣毛ブラシを使ったブラッシング術


ブラシの洗浄が結構むずかしい…
断言するが、湯シャンの成否の9割は、入浴前のブラッシングにかかっている。ここを適当に済ませてしまうと、お湯だけでは汚れが落ちきらず、挫折一直線だ。
本では、プラスチック製のブラシでもいいが獣毛ブラシ(猪毛や豚毛)を使うことが推奨されている。理由は、獣毛の油分と密度がホコリを吸着し、根元の皮脂を毛先まで運んで天然のトリートメントにしてくれるからだ。
僕もその教えに従い、最初は当たりの柔らかい豚毛(ぶたげ)のブラシを購入して愛用していた。確かに静電気も起きず、使い心地は最高だったのだが……。
獣毛ブラシの致命的な弱点
それはブラシ自体の掃除がめちゃくちゃ大変ということだ。
湯シャン前のブラッシングでは、想像以上に皮脂やホコリがブラシに付着する。
獣毛は密度が高すぎるがゆえに、その汚れが奥に入り込み、水洗いしてもなかなか綺麗にならないのだ。
そもそも素材やブラシの構造的に水洗いを推奨されていないものも多い印象。
汚れたブラシで髪をとかすのは本末転倒……。
半年続けた僕の結論として、ロングヘアの女性には獣毛ブラシがベストだが、髪の短い男性にはタングルティーザーやウェットブラシのような高機能なプラスチック製をおすすめしたい。
これらは丸洗いが簡単で、常に清潔な状態をキープできる。
毎日使う道具だからこそ、「手入れのストレスが少ない」というのは継続するための重要な要素になるはず。
本に書いてなくて一番困った「スタイリング剤」問題


油性のワックスから水性のものへシフト
ここで、本には書かれておらず、僕が一番困ったことを共有しておきたい。
それは「整髪料(ワックスなど)はどうすればいいのか?」という問題。
著者は短髪で、おそらくスタイリング剤を使わないスタイルなのだろう。
そのためか、スタイリング剤に関しての記述がほぼなかったのが非常に気になった。
1点だけ「湯シャンによって適量の皮脂が分泌され、それが天然のスタイリング剤となって優しい整髪力を生む」とあったが、硬毛かつ直毛の僕にとってはまったく実感が得られなかった……。
現代社会で働く身だしなみとして、ノーセットというわけにはいかない人も多いはず。
このあたりを明示しておいてほしかったなというのが正直なところ。
現在は、お湯で落ちやすいとされる「水溶性のグリース」や「ジェル」、あるいは少量のヘアオイルでスタイリングしている。
ただ、これが本当にお湯だけで毛穴レベルまで綺麗に落ちているのかは、正直分からない。
このあたりは、医師である著者に科学的な検証をしてほしかった。
僕は現在、行きつけの美容師さんに定期的に地肌チェックをしてもらいながら検証を続けている。
少なくともあと半年(計1年)は湯シャンを続け、水性スタイリング剤の影響が出ないか人体実験を継続する予定だ。
フケやかゆみが出た時の対処法


湯シャンを始めると、
フケが増えた
と焦ることがあるかもしれない。
しかし、本によればフケは悪者ではなく、正常な新陳代謝の証だという。
著者は「フケは多すぎても少なすぎても良くない」と説いている。
完全にフケが出ない状態が良いわけではなく、健康な頭皮であれば、古くなった角質がパラパラと細かいフケとなって少量落ちるのが自然な姿とのこと。
とはいえ、冠婚葬祭やダークカラーのスーツを着る時など、どうしても見た目が気になる場面はあるだろう。そんな時の対処法として、本ではワセリンの活用が推奨されている。
ここぞという時の「ワセリン」活用術
フケが気になる部分に、ごく少量のワセリンを薄く伸ばして塗る。これだけでフケが舞うのを防ぐことができる。
注意点
あくまでごく少量に留めること。つけすぎは厳禁。
頭皮は湿っているよりも、少し乾いているくらいのほうが新陳代謝(ターンオーバー)がスムーズに行われるため、塗りすぎて毛穴を塞がないように注意しよう。
なぜワセリンか
植物油やクリームとは違い、ワセリンは皮膚の中に浸透せず、空気に触れても酸化(劣化)しないため、頭皮への負担が極めて少ないから。
まとめ|シャンプーをやめると髪が増える要約
今回は「シャンプーをやめると、髪が増える」という本の要約を、理論と実践のリアルを解説してきた。
記事の要約
- シャンプーをやめることでバリア機能が回復し、頭皮環境が正常化する可能性はある。
- 医学的にAGAや白髪が完治する魔法ではないが、抜け毛予防や髪質の改善には期待ができる。
- 本の内容は素晴らしいが、「冬の寒さ」や「整髪料」については持続可能なアレンジが必要。
- 成功の鍵は、ブラシによる丁寧なブラッシングと、無理のないペース配分。
これから湯シャンを始めようと思っている人は、ネットの情報だけでなく、絶対に一度この原著を読んでみてほしい。
なぜなら、断片的な知識だけで始めると、トラブルが起きた時になぜ起きているのかが理解できず、不安になってやめてしまうから。
僕はあと半年、計1年は湯シャンを続けるつもり。
その結果、髪がどうなったか、スタイリング剤の影響はあったのか、またこのブログで報告したいと思う。
ぜひ、2026年の夏頃にまた見に来てほしい。



湯シャンを初めてまだ半年。
まだ真価が発揮されていない、これから発揮されると信じて続けます!
湯シャン半年の体験記はこちら










